ヴァイオリニスト奥村智洋のブログ「こんな日々です」

音楽のこと・趣味の鉄道写真のこと・etc.

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新垣 隆作曲「ソナチネ」動画をYouTubeにて公開しました 2015.8.16 

昨日(8/15土)私としてはおよそ一年二ヶ月振りに・・・
自分の“新作演奏動画”をYouTubeにて公開致しました(^^)v↓

YouTubeの画面をご覧いただくにはこちら↓。
https://www.youtube.com/watch?v=VDsAL66wDW0

今回この動画↑にて、私が演奏しているのは、新垣 隆氏作曲による・・・
「ヴァイオリンのためのソナチネ 嬰ハ短調」
という作品ですが(^.^)

じつは不肖私が、本来ヴァイオリンとピアノのために書かれているこの作品を、自分自身で・・・
「2台ヴァイオリン用」
に編曲したんですね!( ゚∀゚)↓
x1ソナチネ嬰ハ短調0816
「2台ヴァイオリン用」に自分で編曲した、「ヴァイオリンのためのソナチネ嬰ハ短調」冒頭の譜面

私は大分前にこの作品を、
「シャコンヌ同様(^^ゞ」
CDから“耳コピー”しまして、その後・・・
主にピアノパートの方を、私がセカンドヴァイオリン用に、編曲したわけですね(^^ゞ

そしてファーストヴァイオリン&セカンドヴァイオリンパートの双方共、自分自身で・・・
「一人二役で(^^ゞ」
演奏&録音&録画したものを、今回YouTubeにアップした、ということです!

ただし当然ではありますが、
「両方のパートを、同時に一遍に演奏する」
といったような「神業」は・・・
私には到底出来っこありませんから\(~o~)/

実際私はセカンドヴァイオリンパートのほうを、事前に自宅で録音しておりまして(^^ゞ
――その「録音」は、私が撮り鉄の際愛用しているデジカメ、
「FUJIFILM X-S1」
に付着していたマイクで行ったという・・・
プロとしてはあり得ない、安上がりな方法でしたが(^_^;)――

そのセカンドヴァイオリンパートを、スピーカーで再生しつつ・・・
会場ではその設置したスピーカーの隣にて、ファーストヴァイオリンパートを演奏しました。

そしてその演奏を録音&録画したものを・・・
今回YouTubeで発表した、というわけですね!(*_*)

言い換えますと動画に映し出されているのは、
「ファーストヴァイオリンパートを演奏する、私の姿」
のみでして・・・

「セカンドヴァイオリンパートを演奏する、私の姿」
は、一切映ってはおりません(+_+)

今回の動画にはセカンドヴァイオリンのほうは、音声のみ収録されております。

さて新垣さん作曲の、
「ヴァイオリンのためのソナチネ 嬰ハ短調」
という作品は・・・

正確にはピアノがヴァイオリンと同等の、重要な役割を担っておりますから・・・
本来は、
「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」
もしくは
「ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲」
といった表題に、変更すべきとは思いますが!(^^)!

バロックや中世の音楽様式、また所々現代音楽の技法も盛り込まれた、
「無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ」
とは全く異なり(@_@)

「ソナチネ」のほうは、100パーセント・・・
19世紀ロマン派の様式によって、書かれております。

そしてこの作品には、佐村河内氏によるヘンテコな指示の影響が、全く見られず(^o^)
新垣さん自身によって完全に・・・
作品の最初から最後まで、自発的に作曲されたようでして(#^.^#)

佐村河内名義で発表された作品群のなかでも、これはもっとも・・・
一貫性がある作品と言えましょうし(^.^)
私自身この作品は、大好きなんですね!(*^_^*)

私自身はまさに、この作品こそ・・・
後世に残ってしかるべき傑作であると、信じている次第ですヽ(^o^)丿

なんと言いましてもこの作品は、ヴァイオリン曲を作曲する上では・・・
非常に難しい調性である(^_^;)
「嬰ハ短調」
によって、書かれているわけですが\(◎o◎)/!
――ヴァイオリン音楽を良くご存じの方には、今更説明するまでもありませんが(^^ゞ
現実に存在する、有名なヴァイオリン曲の調性を調べてみますと・・・
大多数が「イ長調」或いは「ニ長調」で書かれているんですね。
その理由は「イ長調」「ニ長調」もしくはそれに近い調性でヴァイオリン曲を書けば・・・
ヴァイオリンの4つの開放弦(GDAE)を、効果的に用いることが可能ですから(^.^)
それによって楽にヴァイオリン曲を作曲できる、というわけです。
逆に「イ長調」&「ニ長調」から離れた調性になればなるほど・・・
ヴァイオリン曲の作曲は困難になっていく、ということなんですね――

それにもかかわらず、この「嬰ハ短調の」作品には、ヴァイオリンのポテンシャルや魅力が・・・
冒頭から最後のクライマックスに至るまで、存分に盛り込まれていて(*´∀`)b

キラキラと輝きを放っているように、私には感じ取れるんですね!( ´∀`)

これはたいへんもの凄いことのように、私には思われますし!(^^)!
ただ感嘆する他ありません!ヽ(´▽`)ノ

実際この作品は、昨年の冬期オリンピックにおいて・・・
全世界で放映されましたし('∀`)

この作品を聴いて、感銘を受けた人は・・・
世の中には、相当大勢いるのではないでしょうか!?(*´∀`)b

ですが現在ではこの作品は、「著作権」の壁のせいか(#゚Д゚)
音楽市場からは完全に、消え去ってしまいましたし(~o~)

今のところ誰かが、どこかで演奏しているような気配も、全くありません(~_~)

また冬期オリンピックの時期に合わせて、出版される筈であった楽譜も(-_-;)
今後世に出ることは、残念ながら無さそうなんですねorz

「日本のヴァイオリン音楽史上、最高傑作のひとつとして賞賛されるべきこの作品が、このまま葬り去られてはいけないのではないか?」
という、強い信念を持ちつつ・・・

私は今回、この作品の編曲を、自分自身で行いつつ・・・
その演奏動画の発表に、踏み切った次第です!

さて私はこの作品を編曲するにあたり・・・
原曲の良さを尊重すべく、最大限努めてはみたものの(^^ゞ

それでも編曲の都合上、コード(和声)やパッセージにつきまして・・・
原曲から変更を施した箇所が、多々存在します(^_^;)

それからセカンドヴァイオリンパートのみならず、ファーストヴァイオリンパートにおきましても・・・
アレンジを施した箇所が、いくつかあります↓

2分2秒&6分4秒:対旋律追加
2分27秒&6分40秒:経過音追加
2分37秒&6分51秒:オクターブ重音に変更
3分30秒:B♭→B変更
4分42秒:旋律変更
などなど…

それから7分13秒~22秒にかけては、なんと・・・

私はセカンドヴァイオリンパートに、
「無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ」
冒頭の主題を、5小節に渡り・・・
そのまま挿入してしまいました!!(」゚ロ゚)」ワオ!

今回の自分の編曲においては、ここの箇所が・・・
最高の聴かせどころであるということを、強く断言したいと思いますね!w(゚⊿゚;)w オォー

それでは今回YouTubeにアップをした、
「リアル・ヴァイオリンのためのソナチネ(二台バージョン)」
を(^.^)

“つなぎ&録り直し一切無し”の、
「リアル・ライブバージョン」
にて(^o^)

皆様にお楽しみいただければ、私はとても嬉しく思います!

奥村智洋
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カテゴリ: 音楽のこと

[edit]

Posted on 2015/08/16 Sun. 23:15    TB: --    CM: 1

この記事に対するコメント

聴きました!

素晴らしかったです!
ぜひ、生演奏で聴かせていただきたい…

URL | YBN #VzwKY6.k

2016/06/01 01:22 * 編集 *

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