ヴァイオリニスト奥村智洋のブログ「こんな日々です」

音楽のこと・趣味の鉄道写真のこと・etc.

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道東おくのほそ道~前編~ 2014.6.5 

またまた前回からの続きです。

前々回に書いた通り、釧路でのコンサートが5月31日(土)にありまして、その翌日6月1日(日)ですが・・・
コンサートの次の日にどこにも観光に出かけること無く、真っすぐ東京に舞い戻ってしまうのは、あまりに勿体無いと思ったんですね。

それでもう一日釧路で宿泊することにして、6月1日は、まる一日を・・・
「道東観光」に充てることにしようと、私は考えたわけです(^o^)

釧路出発の道東観光の定番と言えば、大多数の人々は・・・
まず真っ先に「阿寒湖・摩周湖」を思い浮かべるでしょう。

ですが私は、女子たちが
「まりもって超カワイイ~」
などとキャーキャー喜びそうな(≧∇≦)
「阿寒湖・摩周湖」には、それ程興味は持っていませんでした。

その代わりに私が選んだ行先は、根室から更に東へと進んでいった先・・・
北海道の東端の地、「納沙布岬(のさっぷみさき)」だったんですねヽ(^o^)丿

当ブログでは、まだ一度も書いた事がありませんでしたが・・・
私は昔から千島列島や樺太には、昔から非常に興味を持っていましたし(^.^)
機会があれば是非行ってみたいとは、今でもずっと思い続けています。

私はアイヌの方々に対しては、日本人が侵略をしてしまって申し訳ないという思いもある一方(^^;)

江戸時代中期までには、日本(江戸幕府)はすでに国後島・択捉島を完全に実効支配していたということは・・・
歴史的に見ても確かなことだと思いますしヽ(^o^)丿

間宮林蔵が多くの白人探検家たちに先駆けて、間宮海峡を最初に発見したことは・・・

永遠に世界史で語り継がれるべき、凄い偉業だと思っています\(^o^)/

釧路くんだりまで行って、実質日本の領土であるべき北方領土の島々を全く見ることなく、東京に戻ってしまうというのは・・・
これは日本国民としての義務にも反する、許されざる行為と言っても良いのではないでしょうか!!!

それから私は、JR花咲線(JR根室線の釧路⇔根室間)に初めて乗車出来るのも、非常に楽しみでした(^o^)

実際にJR花咲線に乗ることは、自分が子供の頃からの長年の夢だったんですね。

ですが私が子供のときは、(心ならずも)毎日ヴァイオリンを猛練習することを・・・

親から強要させられてしまっていたので(T_T)

北海道に出かけて「乗り鉄」をするということは、全く叶わぬ夢だったんですね('_')

事実私の子供時代には、北海道には花咲線以外にも・・・
私が毎日のように乗車出来る日を夢想していた国鉄ローカル線は、数多く存在しました。

天北線、美幸線、興浜北線、興浜南線、名寄本線、渚滑線、湧網線、深名線、相生線、標津線、白糠線、広尾線、士幌線、富内線、胆振線、歌志内線、万字線、幌内線、羽幌線、岩内線、瀬棚線、松前線

↑じつはこれらの路線は全て、私が一度も乗ることが叶わぬまま、廃線になってしまったんですね(号泣)

割と最近になってから廃止された、「ちほく高原鉄道」と、「江差線」だけは・・・
廃線になる前に辛うじて一度だけ乗車することが出来ましたが。

さて本題に戻りますが(^^ゞ

私は6月1日(日)早朝に、ホテルを出発し・・・
釧路駅発5時55分発根室駅行きの始発列車、「快速はなさき」に乗りこみました↓
1釧路駅0601
釧路駅にて 3625D 快速はなさき 5時45分頃撮影

↑ご覧の通り早朝とはいえ、もうこの時間帯で、日は充分高く上っていました!
東京と釧路の日の出の時刻は、全く違うんですね(@_@)

「快速はなさき」は釧路駅を出発し、釧路市街地を抜けると・・・
直ぐに人一人も住んでいなさそうな原野の中を、突き進んでゆきました↓
2花咲線車窓0601

↑このような人一人もいないような原野は、本州の鉄道路線では全くお目にかかることがありませんね!

厚岸駅が近づいてくると、列車は初めて海岸線に出ました↓
3厚岸手前0601
厚岸手前

厚岸駅では列車交換のため、7分間停車しましたが↓
4ルパン三世塗装車0601
厚岸駅にて

↑私が乗っていた気動車は、なんと“ルパン三世塗装”だったんですね(@_@)

「ルパン三世」の作者、モンキーパンチ先生が、JR花咲線沿線の浜中町出身ということで・・・
このような塗装の列車が生まれたようです。

厚岸駅を出発すると、しばらくは厚岸湖畔の湿原地に沿って行きました↓
5厚岸湖0601
厚岸湖畔

しばらく行くと茶内駅で、ここでもまた列車交換のため5分ほど停車しました↓
6茶内駅0601
茶内駅にて

浜中駅を過ぎると、突然風景が一変し・・・
草原地帯のなかを列車は進むようになりました↓
7草原地帯0601

そして落石駅手前で、列車は再び海岸線に出ましたが↓
8落石手前0601
落石駅手前 落石岬

↑いやぁなんとも美しい光景ですねぇ(^o^)
この光景を眺めていた瞬間、私の脳裏では・・・
伊福部昭「ヴァイオリンソナタ」の第二楽章「カンティレーナ」が鳴り響きました(*^_^*)

列車は再び海岸線から遠ざかり、根室の市街地へと入って行き・・・
定刻8時13分に、列車は無事に終着駅の根室駅に到着しました\(^o^)/↓
9根室駅到着0601
根室駅到着

根室から納沙布岬に行くには、ここでバスに乗り換えなければならないのですが・・・

ちょうど良い按配に、「快速はなさき」に接続する8時20分発のバスがあったんですね(^.^)↓
10根室交通バス0601
根室交通バス 根室発8時20分納沙布岬行き

私は駅前のバス案内所で往復きっぷを購入し、早速バスに乗り込みました↓
11往復乗車券0601
根室交通バス 往復乗車券 根室⇔納沙布岬 1,930円

私が乗ったバスは、ゆっくりと根室市街地を抜け、太平洋に沿うように東端を目指してゆき・・・
9時5分くらいに無事、納沙布岬に到着することが出来ました\(^o^)/↓
12納沙布岬0601
納沙布岬

13納沙布灯台0601
納沙布灯台

ちなみにこの日6月1日は、私の誕生日だったわけですが(^.^)
自分の誕生日に日本本土の東端まで、生まれて初めて到達出来たことは、非常に感慨深かったですねヽ(^o^)丿

納沙布岬は曇りや雨の日だと、視界も悪く・・・
観光地としては面白味のかけらも無いような場所と言えるでしょう。

ですが私の日頃の行いが良い事を、天が見ていて下さっていたせいか(^.^)
はたまた私の誕生日を、天が祝福して下さったせいかはわかりませんが・・・
この日は快晴だったんですね(^o^)

それで知床連山や、歯舞諸島の島々などは、はっきりとクリアに見ることが出来ました!\(^o^)/↓
14知床連山0601
知床連山

15水晶島(歯舞諸島)0601
水晶島(歯舞諸島)

↑ちなみに2枚目の写真についてですが・・・
写真手前は本土(納沙布岬)で、写真の上の方の陸地が水晶島ですね(*^_^*)
どうかお間違え無きよう(^o^)

それから遠くは国後島の爺爺岳(ちゃちゃだけ)も、(うっすらとですが)望む事が出来ましたヽ(^o^)丿↓
16爺爺岳(国後島)0601
爺爺岳(国後島)

いやぁ雪の冠をかぶった爺爺岳は、荘厳でなおかつ威厳があって・・・
まるで“美しさ神の如し”(アイヌ語で“カムイの如し”と言うべきですね!)でしたね!
キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー

その後私は納沙布岬の敷地内にある「北方館」に入って、いろいろな資料を見学したり↓
17北方館0601
北方館

北方館のなかで北方領土返還のための署名をしたりしました。

もちろん私は日本国民ですので(^.^)
北方領土返還の署名をするのは必然だし、義務ではないかと考えた次第です。

そうこうしているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまい・・・
納沙布岬発根室行きバスの出発時間(9時55分)が来てしまいました(^^ゞ

私が今回、納沙布岬に滞在出来た時間は、僅か50分ほどと短かったのですが・・・
自分が生きているうちに、とうとうこの地までやって来ることが出来(^o^)

また北方領土をこの目にしっかりと焼き付けることが出来て、幸運に思いました!!

・・・道東おくのほそ道~後編~へとつづく・・・

奥村智洋
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カテゴリ: その他

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Posted on 2014/06/05 Thu. 23:56    TB: --    CM: 4

この記事に対するコメント

北方領土

感動致しました!
何にかというと北方領土の島々のお写真にです!!
私も日本人なので北方領土や間宮林蔵や千島列島等には非常に関心があるわけです。
にも関わらず地図帳や社会の教科書でしか確認したことがありませんでしたので、今回このように美しい島々の姿をお写真で拝見できて、おお…と感動してしまった次第です。
北方領土は是非取り返さねば。
ルパン仕様の車両は群馬ローカル線の銀河鉄道999仕様の列車を思わず思い出してしまいました。

御幼少のころから鉄道好きだったのですね。後れ馳せながら、お誕生日おめでとうございます♪



URL | みー #-

2014/06/06 19:58 * 編集 *

すてきな写真を沢山、楽しく拝見しました。
北海道東部、まだ行ったことがありませんが憧れます。

遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます。
良い日を過ごされたようで、よかったですね。
これからもお身体大切に、私たちにすばらしい音楽を届けて下さいね。

URL | パオロロッシ #-

2014/06/07 00:10 * 編集 *

パオロロッシ様

コメントいただき有難うございました。
道東は私も長い間ずっと憧れを抱いていた場所だったので・・・
今回ついにそこに行くことが叶って、今は満足感に浸っているところです。

URL | Tomohiro OKUMURA #-

2014/06/09 22:12 * 編集 *

みー様

コメントいただき有難うございました。
国後島の写真は、大変苦労して撮影しましたが・・・
――望遠ズームを最大限にして山を手前に引きつけ、撮影後に「フォトショップ」で若干加工しました――
喜んでいただけたのは何よりです。
北方領土返還については、プーチン氏がロシアのトップにいる今が交渉をするチャンスだと思うので・・・
日本の政治家にもぜひ奮起してもらいたいですね。

URL | Tomohiro OKUMURA #-

2014/06/09 22:13 * 編集 *

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